法人番号公表サイトの使い方
国税庁が運営する「法人番号公表サイト」は、日本に存在するすべての法人(約600万件)の基本情報を無料で検索・ダウンロードできるサービスです。
基本的な検索方法:
1. 国税庁法人番号公表サイトにアクセス
2. 法人名・所在地・法人番号のいずれかで検索
3. 検索結果で法人名・本店所在地・設立年月日・法人種別を確認
CSV一括ダウンロード(大量取得向け):
「全件データダウンロード」機能を使うと、都道府県別・全国一括でCSVファイルをダウンロードできます。定期的にダウンロードすることで、新設・変更・廃業の差分を追跡できます。
| 取得できる情報 | 詳細 |
|---|---|
| 法人番号 | 13桁の識別番号 |
| 法人名 | 正式な法人名 |
| 本店所在地 | 都道府県〜番地まで |
| 法人種別 | 株式会社・合同会社・NPO法人等 |
| 設立登記年月日 | 法人番号指定年月日 |
| 廃業日 | 廃業している場合 |
gBizINFOで追加情報を取得する方法
法人番号公表サイトで得た法人番号をキーとして、gBizINFO APIで詳細情報を取得できます。
gBizINFO APIで取得できる追加情報:
・代表者名(役職付き)
・従業員数・資本金
・事業概要
・補助金・助成金の受給状況
・入札・落札実績
・各種認定取得状況(ISO/プライバシーマーク等)
・特許出願・登録状況
これらの情報は、ターゲット選定と文面パーソナライズに非常に有効です。「補助金を受給している企業 = 資金余裕がある」「ISO認定取得企業 = 管理体制が整っている」という推測が可能です。
EDINET・TDBから財務情報を取得する方法
EDINET(金融庁):
上場企業・一部の大企業は、有価証券報告書をEDINETで公開しています。APIが提供されており、売上高・営業利益・純利益・従業員数などの財務データを無料で取得できます。ただし対象は上場企業に限定されます。
TDB(帝国データバンク)・TSR(東京商工リサーチ):
中小企業を含む幅広い法人の財務データを提供していますが、有料です。1レポートあたり数千〜数万円のコストがかかります。本格的な与信審査が必要なケースで使用します。
無料の代替手段:
中小企業の財務情報は、間接的に以下で推測できます。
・法人番号公表サイト:資本金
・gBizINFO:補助金受給額(間接的な財務規模の推測)
・求人情報:採用費用から事業の活況度を推測
法人番号から得られる情報と得られない情報
| 情報の種類 | 取得可能? | 取得先 |
|---|---|---|
| 法人名・住所 | 無料で取得可能 | 法人番号公表サイト |
| 代表者名 | 有料または間接的に取得 | gBizINFO/登記 |
| 売上・利益 | 上場企業のみ無料 | EDINET |
| メールアドレス | 公的には取得不可 | 企業サイト・LinkedIn |
| 電話番号 | 企業サイトから | 法人番号は含まない |
| 補助金受給 | 無料で取得可能 | gBizINFO |
| 役員変更履歴 | 有料 | 登記情報提供サービス |
複数ソースを組み合わせた企業プロファイリング
1つのデータソースだけでは限界があります。複数のソースを組み合わせることで、営業に必要な企業プロファイルを効率よく作成できます。
プロファイリングの手順:
1. 法人番号公表サイトで基本情報(法人名・住所・設立日)を取得
2. gBizINFOで補助金・入札・認定情報を追加
3. 企業Webサイトで事業内容・採用情報・代表者プロフィールを確認
4. LinkedInで担当部門の人物を特定
5. プレスリリースサイトで最新ニュースを確認
このプロセスを手動でやると1社あたり30〜60分かかりますが、BizRadarを使うことで大部分を自動化し、5分程度で完成した企業プロファイルを取得できます。